サンクトガーレン有限会社は、2022年9月22日(木)から和梨のヴァイツェンの限定販売を開始します。
和梨のヴァイツェンは、傷がついてしまったり、形がきれいでなかったりして流通させることができない梨などを使用したフルーツビール。日本の酒税法でビールと表記できる基準以上の梨を使用しているため、麦芽比率は50%以上ですが、酒税法上は発泡酒となっています。
和梨のヴァイツェンはサンクトガーレンのオンラインショップをはじめ、一部百貨店・酒販店で購入可能です。
流通させることのできない「訳あり梨」を買い取り
和梨のヴァイツェンは、「訳あり梨」を使用している限定ビール。梨の表面に傷がついて見た目が悪くなってしまったり、いびつな形になってしまったりした梨などを使用しています。蜜症と呼ばれる症状が表れる梨などは特有の食感は失われますが、味には問題がないため、こういった梨はジュースやゼリーなどに加工されることが多くなっています。
サンクトガーレンは「訳あり梨」を買い取ってビールに使用することで、生産者にとっては収入にならなかった梨を売ることができ、双方ともメリットのある取り組みを行っています。
梨の甘いフレーバーが特徴的なヴァイツェン
和梨のヴァイツェンのビアスタイルはドイツ発祥のヴァイツェン。ヴァイツェンは小麦麦芽を多く使用しており、ヴァイツェン酵母によるフルーティーなフレーバーが特徴です。
そのヴァイツェンに「訳あり梨」を加えました。梨は、細切れ、ペースト状、ジュースに加工したものを3段階に分けて使用しています。梨の甘いフレーバーが感じられるビールに仕上がっています。
和梨のヴァイツェンは、2022年9月22日(木)より本厚木駅北口すぐの直営タップルームにて樽の提供を開始します。2022年9月30日(金)~10月16日(日)に横浜赤レンガ倉庫で開催される「横浜オクトーバーフェスト」でも提供予定です。
また、和梨のヴァイツェンのボトルは、2022年10月中旬頃からサンクトガーレンのオンラインショップなどで販売開始される予定です。
DATA
和梨のヴァイツェン
ビアスタイル:フルーツビール(発泡酒)
原材料:麦芽、ホップ
副原料:梨
アルコール度数:5.5%