2020年も、「一番搾り とれたてホップ生ビール」が11月4日(水)から期間限定で発売しています。
「一番搾り とれたてホップ生ビール」は、ホップの栽培面積が日本一の岩手県遠野市で収穫したばかりの生ホップを使用するビール。発売17年目となる2020年も、350ml缶、500ml缶、中びん、大びんでの発売となり、東北地区(青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県)では7L樽、15L樽を発売しています。
2020年の「一番搾り とれたてホップ生ビール」の味わいは?
「一番搾り とれたてホップ生ビール」は、岩手県遠野市で収穫したばかりのホップを凍結粉砕して使用しています。そのため、ホップ由来のみずみずしい香りが全体的に表れています。
グラスに注ぐと、ホップの華やかな香りがふわり。全体的にクリーンな味わいで、モルトの風味もありつつも、すっきりとした印象。飲んだあとに軽い苦味が表れますが、スッと消えたあとにホップの香りの余韻が残ります。
みずみずしさがあるからか、ドリンカビリティも高く、非常に口当たりのいい味わいだと言えるでしょう。
収穫したばかりのみずみずしいホップを瞬間凍結
キリンビールは、1919年から国産ホップの試験栽培を開始しました。以来、100年以上に渡って栽培を続け、主に東北地方でのホップ農家との契約栽培を行っています。
中でも、遠野市での契約栽培は50年以上。ただ、遠野市のホップ農家は年々減少を続けており、生産量もピーク時の6分の1程度にまで落ち込んでいる状況です。しかし、この5年間で12名の移住者がホップ農家として就農。地域の取り組みとしても遠野ホップ収穫祭や遠野ビアツーリズムを実施することで、地域活性化にも取り組んでいます。
「一番搾り とれたてホップ生ビール」は、この遠野市で収穫されたホップであるIBUKIを使用。IBUKIはキリンビールが品種改良したもので、フローラルで上品な香りが特徴です。
通常のビールでは、ホップを乾燥・圧縮したペレットを使うことが一般的ですが、「一番搾り とれたてホップ生ビール」は収穫したばかりのホップを生のまま凍結し、細かく砕いて使用する特許技術を使用。水分と香りを飛ばさないこの方法によって、ビールの味わいにホップのみずみずしさが加わります。
「一番搾り とれたてホップ生ビール」は、2020年11月4日(水)から、5,800キロリットル分(約46万ケース)の販売を予定しています。
DATA
一番搾り とれたてホップ生ビール
ビアスタイル:ピルスナー
原材料:麦芽、ホップ
アルコール度数:5%
2021年の一番搾り とれたてホップ生ビールについてはこちらをご覧ください。