東北6県11醸造所が参加!第15回東北魂ビールプロジェクトのビールとは?

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第15回東北魂ビールプロジェクト

東北6県のブルワリー11社が、第15回東北魂ビールプロジェクトのビールをそれぞれ2021年3月4日から販売開始しました(一部は2021年3月8日から)。

今回、参加ブルワリーが醸造したのは、それぞれの地域の米とホップを使用したビール。これまでは共同でビールを醸造していましたが、今回はコロナ禍ですべてのブルワーが集まることができなかったため、地域の米とホップを使用したビールを条件として、各ブルワリーが醸造しています。

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東北魂ビールプロジェクトとは?

東北魂ビールプロジェクトとは、東北のブルワリーのブルワーが集まり技術の研鑽をするプロジェクトで、今回が15回目。東北魂ビールプロジェクトでは、年に何回か共同でビールを造っていますが、今回はコロナ禍ですべてのブルワーが集まることができず、地域の米とホップを使用したビールを各ブルワリーが醸造することになりました。

東北魂ビールプロジェクトの立ち上げ

東北魂ビールプロジェクトの立ち上げは2012年のこと。2011年の東日本大震災では、被害を受けた東北のブルワリーもありましたが、全国のビールファンから多くの支援があったといいます。

そこで、いわて蔵ビール、秋田あくらビール、福島路ビールの3者が、ビールの品質を高めてその恩返しをしようと集まってプロジェクトを立ち上げたのが始まりです。そこから年を追うごとに参加ブルワリーが増え、2019年には15者が参加するまでになりました。

第15回東北魂ビールプロジェクト

東北魂ビールプロジェクトの活動

2011年からの東北魂ビールプロジェクトの活動は、以下の通りです。

2011年8月 いわて蔵ビール、秋田あくらビール、福島路ビールの3者が集まりプロジェクトを検討
2012年11月 いわて蔵ビールでアップルジンジャーIPAを醸造
2013年5月 福島路ビールでシングルホップラガーを醸造
2014年11月 秋田あくらビールで東北魂ビール いぶりエールを醸造
仙南シンケンファクトリー(宮城県)が初参加
2015年3月 仙南シンケンファクトリーで東北魂ビール サマーブルーミングエールを醸造
やくらいビール(宮城県)が初参加
2016年4月 いわて蔵ビールで東北魂ビール 麦酔ラガーを醸造
遠野麦酒ZUMONA(岩手県)が初参加
2016年11月 福島路ビールで東北魂ビール 東北魂的IPAを醸造
シャトーカミヤ(茨城県)が初参加
2017年11月 遠野麦酒ZUMONAで東北魂ビール 遠野雪華を醸造
キリンビール仙台工場(宮城県)とスプリングバレーブルワリー(東京都)が初参加
2018年3月 各ブルワリーで東北魂ビール 東北魂的IPAを同じレシピで醸造
2018年4月 やくらいビールで東北魂ビール 春霞IPAを醸造
2018年12月 田沢湖ビールで東北魂ビール スノーブリュットIPAを醸造
さくらブルワリー(岩手県)と田沢湖ビール(秋田県)が初参加
2019年3月 各ブルワリーで東北魂ビール 春霞IPAを同じレシピで醸造
2019年4月 さくらブルワリーで東北魂ビール SMaSHペールエールを醸造
Argon Brewing(宮城県)、南会津マウンテンブルーイング(福島県)、米沢ジャックスブルワリー(山形県)が初参加
2019年12月 いわて蔵ビールで東北魂ビール セッションIPAを醸造
BLACK TIDE BRWING(宮城県)とOIRASE Brewery(青森県)が初参加
2020年3月 各ブルワリーで東北魂ビール SMaSHペールエールを同じレシピで醸造
2021年3月 各ブルワリーで地元の米とホップを使用した東北魂ビールを醸造

第15回東北魂ビールプロジェクトの参加ブルワリーとビール情報

第15回東北魂ビールプロジェクト

第15回東北魂ビールプロジェクトの参加ブルワリーとビールについて紹介します。

OIRASE Brewery(青森県)

奥入瀬ビール ケルシュ 青天の霹靂(ケルシュスタイル)

米は青森県奨励品種青天の霹靂、ホップは東北産IBUKIを100%使用。フルーティーな香りとスッキリとした味わいで米の風味が感じられるビール。

OIRASE Breweryウェブサイトから購入

いわて蔵ビール

ありがとう10年エール(オリジナルペールエール)

米は岩手県産陸前高田市の復興米たかたのゆめ、ホップは岩手産IBUKIを使用。岩手で自然採取した酵母で醸造し、ホップの香りと酵母由来の香り、米の旨味のバランスがとれたビール。

いわて蔵ビールウェブサイトから購入

遠野麦酒ZUMONA

C58 239 GOLDEN ALE(ゴールデンエール)

米は遠野で育まれた奇跡の米大槌復興米、ホップは遠野産IBUKIを100%使用。軽やかな飲み口と華やかな香りが特徴。

上閉伊酒造ウェブサイトから購入

仙南シンケンファクトリー

ササニシキラガー(ラガー)

米は宮城県産ササニシキ、ホップは岩手県産IBUKIを使用。ほんのりとしたお米の香りとIBUKIのさわやかな香りが特徴。軽い飲み口でスッキリとした味わい。

BLACK TIDE BREWING

TOHOKU PRIDE(ダブルIPA)

米は気仙沼の酒蔵男山本店でも使用されている酒米山田錦、ホップは遠野産IBUKIを使用。東松島の希望の大麦も使ったダブルIPA。

BLACK TIDE BREWINGオンラインショップから購入

Argon Brewing

久遠~KUON~(ゴールデンストロングエール)

米は塩竃産ササニシキ、ホップは遠野産IBUKIを使用。アルコール度数7%のゴールデンストロングエール。ArgonBrewingの店内での販売のみ。

秋田あくらビール

柚子ウィートラガー(ウィートラガー)

米は秋田市柴田農園のあきたこまち、ホップは横手産IBUKIを使用。仙北市産小麦と国産柚子も加えた、スッキリした味わいのビール。

秋田あくらビールウェブサイトから購入

田沢湖ビール

あきたこまちと東北産ホップのクラフトビール(ブリュットIPA)

米は仙北市産あきたこまち、ホップは東北産IBUKIを使用。さらに2種類のホップも使用し、フローラルかつ爽やかな柑橘系の香りのあるビール。

わらび座オンラインショップから購入

米沢ジャックスブルワリー

ジャックス※ラガーピルスナー

米は会津産コシヒカリ、ホップは遠野産IBUKIを使用。華やかなホップの香りと、しっかりとした飲み口のビール。

米沢ジャックスブルワリーオンラインショップから購入

みちのく福島路ビール

いぶき(ピルスナー)

米は会津産コシヒカリ、ホップは遠野産IBUKIを100%使用。華やかなホップの香りが特徴で、飲みごたえのあるビール。みちのく福島路ビールの直売所で販売。

南会津マウンテンブルーイング

Blue Bird Day Pilsner(ピルスナー)

米は会津産コシヒカリ、ホップは遠野産IBUKIをメインに使用。爽やかで飲みやすいビール。購入はTaproom Beer Fridgeに問い合わせ。

投稿者プロフィール

法政大学社会学部卒業後、出版社でライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学、英字新聞社ジャパンタイムズ勤務を経てビアライターとして活動中。ビアジャーナリストアカデミーの講師も勤める。著書『教養としてのビール』(サイエンス・アイ新書)など。

著者:富江 弘幸
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