#今日のビール はサッポロビールのヱビス ザ・ホップ。
大手ビール会社の商品の中では、比較的早期にホップにフォーカスしたビールという印象があります。ヱビス ザ・ホップが最初に発売されたのは2007年4月。一番搾り とれたてホップ生ビールが2004年(毬花 一番搾り<生>としては2002年から)なので、それよりは3年ほど後ですが、ホップというものが注目されはじめる端緒のひとつのように思っています。
ヱビス ザ・ホップの特徴は?
ヱビス ザ・ホップは限定醸造となっており、ブランドサイトを見るとギフト限定と書かれています。しかし、YEBISU BAR(ヱビスバー)などの店舗で樽商品を飲むことができたり、一部店舗で缶を購入することができます。
他のヱビスビールの派生商品よりは入手しにくいかもしれませんが、買おうと思えばそんなに無理することなく購入できます。
特徴としては、名前のとおりホップの使い方。その年によって使い方は変わってくるようですが、2021年のヱビス ザ・ホップは、チェコ産のザーツとドイツ産のテトナンガーを使用。ファインアロマホップ2種をぜいたくに使用しています。
ファインアロマホップ2種を使ったヱビス ザ・ホップの味わい
ヱビス ザ・ホップはファインアロマホップ2種をぜいたくに使っているだけあって、注いだときの香りが上品。アメリカンIPAのような派手さのあるシトラス感たっぷりのアロマではないですが、さわやかでありながらしっかりと感じられるアロマが魅力的です。
ホップの香りがさわやかである一方、ボディはしっかりしています。モルト感たっぷりのボディにどっしりした苦味。かといって苦味が強すぎるわけではなく、バランスのいい味わいです。飲んだあとは軽く苦味が持続し、ホップの余韻を楽しめます。
最近はヱビスビールのラインナップがどんどん増えてきていますが、このヱビス ザ・ホップや琥珀ヱビスなどの比較的以前からある商品はやはりおいしいですね。おいしいから今まで続いているのでしょうが、毎年楽しみにしているビールです。
商品情報
ヱビス ザ・ホップ
原材料:麦芽、ホップ
アルコール度数:5.5%