新型コロナウイルスのワクチン接種後に思う、ビールが飲めない虚しさ

びあマ ビール

今日は、新型コロナウイルスのワクチン接種をしてきました。

職域接種の一環なのですが、自治体の接種を待っていると8月以降になりそうなので、早い時期に接種できたのはありがたいことです。医療従事者の皆さま、お疲れさまです。

で、ワクチン接種会場は大手町だったのですが、JRの最寄り駅は神田だったので、神田駅から歩いて向かいました。ブラッセルズ大手町の近くだなと思っていたら、本当に近くでびっくり。

ブラッセルズ大手町

そして、このすぐ近くにクラフトビアマーケット大手町店も。

クラフトビアマーケット

さらにさらに、神田駅から接種会場までの途中には、ブラッスリー・セントベルナルデュスも。

ブラッスリー・セント・ベルナルデュス

ブラッスリー・セントベルナルデュスは、自分がビールライターになったきっかけの店でもありますし、非常に思い出深いのですが、さすがに今日ビールを飲むわけにはいかず。

こんなに魅力的な店が何店舗もあるにも関わらず、飲めないという虚しさ。もちろん、ワクチン接種自体はありがたいことだとは思いますが、そもそも新型コロナウイルス感染症拡大がなければ、こんなことにはならなかったわけで。

飲みたいときにビールが飲めたのは幸せだったんだなと思うと同時に、非常に残念としか言いようがない。誰かの口に入る予定だったビールも、もしかしたら廃棄されているかもしれませんからね。残念。

接種が終わって帰るのも神田駅から。そういえばクラフトビアマーケットは神田駅前にもありましたね。どの店でも飲むことはできませんが、仕方ないのでびあマ神田へ。

びあマ

飲みたい気持ちを抑えて、缶ビールを買って帰りました。買って帰っても今日明日は飲めませんが……近いうちに。

また4週間後に2回目の接種を受けにくるんですけどね。そのときも飲めないですし、また緊急事態宣言になって酒類の提供ができなかったりしたら目も当てられない。ブラッセルズとかクラフトビアマーケットがグラウラーで持ち帰りできるようなら、グラウラー持参で接種会場に行くのもいいかも。

早く気軽に飲めるような状況になるといいですね。

投稿者プロフィール

ビールライター。1975年東京生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。卒業後は出版社・編集プロダクションでライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学を経て、英字新聞社ジャパンタイムズに勤務。現在はウェブ、紙を問わずさまざまな媒体で記事を執筆している。日本ビアジャーナリスト協会のビアジャーナリストアカデミー講師も務める。著書に『教養としてのビール』(SBクリエイティブ、サイエンス・アイ新書)など。

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