青島ビールは結構メジャーな海外ビールですよね。ビール好きでなくても、中国のビールといえば青島ビールという認識はかなりあるのではないかと思っています。
その一方で、ビールマニアのレベルになってくると、青島ビールはあまり手を出さないのではないかと。自分もそうですけどね。中華料理屋に行って青島ビールがあれば飲みますが、普通の青島ビールはピルスナーなので、どうしても飲みたいとまでは思わなくなってくるんです。
そう、普通の青島ビールはね。
しかし、青島ビールのIPAだったらどうでしょう?
目黒のコンビニで青島ビールのIPAを発見!
青島ビールのIPAが存在するということは以前から知っていました。IPAだけでなくスタウトやウィートもあるんですよね。普通の青島ビールと同様、池光エンタープライズが輸入しています。
気にはなっていましたが、いつか飲めればと思っていた程度で、積極的に探してはいませんでした。しかし、たまたま通りがかって入店した目黒のコンビニに青島ビールのIPAが!
ち、青島ビールのIPAがコンビニに売ってた! pic.twitter.com/AwfxneW8c3
— 富江弘幸|ビールライター・編集者 (@hiroyukitomie) April 16, 2021
一瞬、目を疑いましたがモノホンです。モノホンの青島IPAです。即買いましたよ。
1日静置した青島IPAの味わいは……?
普段はあまり気にならない青島ビールですが、青島IPAが入手できたということで早く飲みたい気分がどんどん高まってきました。
しかし、帰宅後そのまま飲むのではアレなので、1日静置して炭酸を落ち着けてから飲むことに。
いいですねー、ちょっとワクワク感があります。
では、飲んでみましょう。
香りはあまり強くないですね。モルトの甘味を思わせる香りがありますが、いかにもホップ由来のような香りはありません。調べてもどんなホップを使っているのかわかりませんでした。
飲んでみると、序盤からしっかりと苦味を感じます。一方で適度に甘味もあるので、ちゃんとバランスをとっている味わい。なんだかしっかりとしたIPAです。
使用しているホップがわからないのでなんともいえませんが、アメリカンスタイルという感じではないですね。どちらかといえばイングリッシュスタイルなのかと思いますが、まあどちらでもいいかなという気分。そういうのはどうでもいいと思うくらいおいしいビールだと思います。
ちなみに、青島ビールの公式サイト(英語ページ)には、このような説明がありました。
A traditionally crafted IPA, brewed to give a uniquely full-bodied hoppy flavor with a long lasting subtle bitterness and fruity notes.
https://www.tsingtao.com/tsingtao-products.html
確かにそんな感じの味わい。fruity notesというのはどうでしょうかね。そこまでではないと思いますが、やはり柑橘系というよりも、熟した果実のようなイメージが近いかもしれません。
いやあ、おいしいですよ、青島ビールのIPA。また飲んでみたいと思います。目黒までわざわざ買いに行こうかな。
と思ったら、Amazonでも青島ビールのIPA売ってましたよ、奥さん。