箱根駅伝の日にはリレーIPAを。ホップ4種をリレーのように投入するIPA

リレーIPA アメリカ

リレーIPA

#今日のビールソーンリレーIPAです。

ソーンはアメリカ・サンディエゴのブルワリー。2012年創業のようなので10周年になるんですかね。サンディエゴで10年ビールを造っていて、ナガノトレーディングが輸入しているとなればまあ間違いないはずです。

といっても、あまりそのあたりは特に意識することなく、なんとなく買ったビールなんですが、飲んだのは1月3日。箱根駅伝の日です。

このリレーIPAという名前は、醸造時に4種類のホップ(シムコー、センテニアル、アマリロ、シトラ)をリレーのように投入していくことから付けられたらしいのですが、駅伝の日にぴったり。偶然です。

リレーIPAの味わいは

缶にウェストコーストIPAと書かれているように、飲んでみるとまさにウェストコーストスタイルといった印象。巷で大人気のヘイジーIPAと比べて非常にクリアな口当たりです。

といいながらも、当然しっかり苦味は感じられます。IBUは75ということですが、まあ妥当だなという感じもあり、そこまで感じないという印象もあり…ですが、しっかり苦いというのはご理解いただけるかと思います。しかし、苦すぎて無理というレベルでもなく、確実においしくて間違いのないIPAです。

それと、シムコー、センテニアル、アマリロ、シトラというホップを使っているのですが、柑橘系というよりもマンゴーや桃のようなアロマを感じられて、個人的にはとても好みでたまらないビールでした。

さらに個人的な話をすると、母校が箱根駅伝のシード権獲得したので、リレーIPAは祝杯にぴったりなビールだったなあ、と。いいビールです。

リレーIPAの商品情報

リレーIPA

リレーIPA
原材料:麦芽、ホップ
アルコール度数:7.2%

Thorn Relay IPA
王道なサンディエゴスタイルIPA。パッションフルーツやタンジェリン、マンゴー、パイナップル、松のようなホッピーな味わい。
投稿者プロフィール

ビールライター。1975年東京生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。卒業後は出版社・編集プロダクションでライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学を経て、英字新聞社ジャパンタイムズに勤務。現在はウェブ、紙を問わずさまざまな媒体で記事を執筆している。日本ビアジャーナリスト協会のビアジャーナリストアカデミー講師も務める。著書に『教養としてのビール』(SBクリエイティブ、サイエンス・アイ新書)など。

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