#今日のビール はアサヒビールのアサヒ生ビール。
通称マルエフと言われているビールですね。2021年9月14日から限定発売されていて、ガッキーこと新垣結衣がCMに出演しているのも話題になっていました。
アサヒ生ビール マルエフが生まれた経緯
マルエフが生まれた1986年より以前は、アサヒビールは夕日ビールといわれるくらい低迷していた時期でした。そこでアサヒビールの開発者は不死鳥(フェニックス)のように復活することを願って、マルエフという開発記号でこのビールを開発したといわれています。
結果、マルエフはアサヒ生ビールとしてアサヒビールの代表的ブランドとなり、アサヒビールの復活に貢献したのです。しかし、翌1987年にはスーパードライが発売されて人気になってこともあり、マルエフの一般向け缶商品は終売。一部の飲食店でのみ飲めるビールとして販売されてきました。
フェニックスの頭文字はFではなくP
開発記号として使われていたマルエフは、不死鳥(フェニックス)の頭文字Fをとったものでしたが、実はフェニックス(Phoenix)の頭文字はP。
それに社員が気づき、途中からフェニックスではなく幸運(フォーチュン、Fortune)に変えたとされています。
今回発売された缶には、Asahiの文字の上にフェニックスらしき絵が描かれています。
アサヒ生ビール マルエフの味わいは
アサヒビールのウェブサイトでは、マルエフは「やわらかな口あたり、まろやかな味わい、ほどよい苦味が特長」と書かれています。
実際に飲んでみると、確かにやわらかな口当たりとまろやかな味わいです。軽く甘味も感じられるのがまろやかな味わいにつながっているのかもしれません。
一方で、思ったよりも苦味はしっかりしているなという印象でした。口に含んでまもなく苦味を感じ、飲んだあともそれなりに余韻として苦味が持続します。
スーパードライはすっきりして洗練された味わいのように思いますが、マルエフはまろやかでありつつもしっかりした苦味があって、いい意味で「昔のビールだな」という感じがします。
1980年代からビールを飲んでいる人にとっては、昔懐かしい味わいと感じるかもしれません。
商品情報
アサヒ生ビール
原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ
アルコール度数:4.5%