今回は小料理屋に行ってきました。ランチですけどね。大崎広小路駅から徒歩3分ほど、五反田駅からも徒歩5分くらいでしょうか。打ちっぱなしのなんだかおしゃれっぽいビルの2階に、小料理はなれという小料理屋(?)があります。
小料理屋というだけで入りにくいと思ってしまうのですが、この店は入る価値あり。なんといってもランチがお得なのです。
小料理はなれのイチ押し?海南チキンライス和膳が最強
実はこの日のランチが初訪問。この店は人気店だということがわかっていたので、少々早めに店を訪れたところ、余裕で席に座れました。
注文したのは、この店のイチ押しだと思われる大山鶏海南チキンライス和膳。ランチメニューは他にも3種類ほどあるようなのですが、この大山鶏海南チキンライス和膳以外は日替わりっぽいのです。やはり最初はイチ押しのメニューを攻めるべきでしょう。
そもそも、海南チキンライスは大好物で、国内海外問わず海南チキンライスを見つけたらだいたい食べるようにしています。タイ料理だとカオマンガイも同じような扱いですね。
その海南チキンライスに使っている鶏肉が大山鶏! そして和膳!
どんな海南チキンライスが出てくるのかというと…これです!
これはまさに和膳…!
海南チキンライスなはずなのに、どこからどう見ても和膳です。手前のタレ3種と塩は鶏肉につけるものですが、これもまた和な感じに。
まずはスープから、と思って口にすると、これがまた和な感じもあり、エスニックな感じもあり、和とエスニックがええ感じに融合してしまっています。ご飯も普通の白米ではなく、一般的な海南チキンライスと同様に出汁で炊いています。うまい。鶏肉をまだ食べていないのに、うますぎてもう涙目。
鶏肉にいく前に豆腐やら漬物やらを食べてみたのですが、これがまた職人の仕事。繊細です。一口食べて、あ、違う、と普通に思いましたからね。
そしていよいよ鶏肉です。
柔らかい……! そして、旨味をすごく感じる……! これ以上の言葉が出てこないくらい語彙力が貧弱おいしいのです。一般的な海南チキンライスと同様、塩や醤油ダレ、にんにくなどにつけて味の変化を楽しむことができるのですが、個人的には温泉卵にねっとりつけて食べるのが好みです。まさに親子海南チキンライス。
ちなみに、出汁で炊いたご飯はお代わり自由。小料理屋なので、空気を読んでお代わりは1回だけにしておきましたが、小料理屋でなければ5、6回はお代わりしていたはずです。小料理屋でよかったです。
そして、重要なカロリーについてですが、小料理屋ということで「小」がついているので、カロリーも「小」になっているはずです。問題ありません。
そしてこれだけの満足度であるにも関わらず、お代はなんと900円! 税込! 1000円でお釣りがくる!
最強です。食べ終わってお店を出たときには、階段に行列ができていました。
ごちそうさまでした。