2023年のフレッシュホップビールも続々とリリースされていますが、ヤッホーブルーイングの「軽井沢ビール クラフトザウルス フレッシュホップエール」(フレッシュホップエール2023)が10月5日(木)からYONA YONA BEER WORKSで販売開始されたので、飲みに行ってきました。
訪れたのは、「YONA YONA BEER WORKS神田店」。1杯目はやはり「フレッシュホップエール2023」です。
バランスが抜群&爽やかな香りの「フレッシュホップエール2023」
フレッシュホップビールとは、収穫後に熱乾燥などの加工をしないフレッシュホップを使ったビールのこと。ヤッホーブルーイングでは、「軽井沢の畑で収獲したホップをつかった、年に一度しかつくらない特別なビール」というコンセプトで毎年醸造しています。
ということで、2023年に造られたのが「フレッシュホップエール2023」。そして、このビールはちょっとおもしろいホップの使い方をしています。それはホップの水蒸気蒸留。フレッシュホップを水蒸気蒸留して、その香りを芳香水として抽出するという方法です。「フレッシュホップエール2023」にはその芳香水を使っているんですが、実はその水蒸気蒸留を行っているところを今年6月に見学してきたのです(そのときの芳香水を「フレッシュホップエール2023」で使っているわけではありません)。その時のレポートは下記からどうぞ。
ということで、早速飲んでみました。
うまい!
透明感のあるようなホップの香り。フレッシュホップは青っぽい香りも特徴だったりするんですが、青すぎない、ほんの少し青いような香りが感じられます。ヤッホーブルーイングが「フレッシュホップエール2023」でこだわったのは、「フレッシュホップの青々しいアロマキャラクターをだしながらも、渋すぎたり苦すぎたりしないよう、飲みやすさを実現すること」らしいのですが、まさにそのとおり。渋さもなく、苦味も適度なレベルで、ビールとしてのバランスが素晴らしいと思いました。
「フレッシュホップエール2023」と「軽井沢ビール クラフトザウルス ペールエール」の飲み比べ
実は、「フレッシュホップエール2023」と「軽井沢ビール クラフトザウルス ペールエール」は、ホップが違うだけで、ほかは同じらしいんですね。飲み比べというか、「フレッシュホップエール2023」を飲んだあとに、「軽井沢ビール クラフトザウルス ペールエール」を飲んで味わいを比べてみました。
「軽井沢ビール クラフトザウルス ペールエール」のほうが、ふくよかな味わいといった印象。柑橘香もこちらのほうが強いように感じました。大きく味わいが変わっているわけではないですが、「フレッシュホップエール2023」のほうがさわやかな感じはありますね。
こうやって飲み比べしてみるのもおもしろいのでおすすめです。
「フレッシュホップエール2023」に合わせる料理は…
さて、当然ビールだけでなく料理も一緒に楽しみたいと思うわけですが、よく合うなと思ったのは、看板メニューともいえる「伊達鶏のローストチキン」。どんなビールでも合うとは思うのですが、フレッシュホップの軽い柑橘香がよく合うんです。鶏の肉汁を味わったあとに、フレッシュなホップのさわやかさで口の中がリセットされるのもいいですね。
そしてもうひとつよく合うと思ったのが、「森のヤッホーー!サラダ」。フレッシュホップの香りが葉物野菜と同調する感じと、きのこのソテーの油をすっきりさせる感じが絶妙でした。
そして「マッケンチーズの上に明太子」も注文してみました。チーズと明太子の組み合わせはどうやっても優勝ですね。これにトリュフオイルの香りが加わって、たまらない味わいです。もちろんビールには確実に合うのですが、香りが強いので「フレッシュホップエール2023」の香りを隠してしまう感じも。めちゃくちゃおいしかったですけどね。
「フレッシュホップエール2023」は数量限定なので飲み逃さないように!
当然ですが、「フレッシュホップエール2023」は数量限定です。「YONA YONA BEER WORKS」各店でも、割り当てられた数量がなくなったらそこで試合終了です。なくなる前に早く飲みにいきましょう。