チョコレートのことはよくわからないのですが、ビーン・トゥ・バーとやらが流行っている(?)のは知っています。数年前から。
数年前から。
知っているといっても、ただ知識として知っているだけで、ビーン・トゥ・バーのチョコレートを実際に食べたことはありません。興味がないわけではないですが、なぜか手を出してこなかったですね。チョコレートビールは飲んでいるんですが。
今日はチョコレートビールを飲みまして、それがコエドブルワリーとダンデライオン・チョコレートのコラボビールでした。
コエドブルワリーとダンデライオンのコラボは3回目
コエドブルワリーとダンデライオン・チョコレートは、2019年からコラボビールを造っていて、今回が3回目になります。
2019年はチョコレートデュンケルを醸造し、2020年はチョコレートヴァイツェン、そして今年2021年はまたチョコレートデュンケル。2020年のチョコレートヴァイツェンはなかなかチャレンジングなビールでしたが、チョコレート感がわかりにくいという声があったようで、またチョコレートデュンケルに戻っています。
2019年との違いは3つあって、
- カカオの産地
- モルトの種類
- ホップガンの使用
だそうです。
カカオの産地
カカオの産地はドミニカ共和国。2018 年に収穫されたドミニカ共和国産カカオ豆のカカオニブを使用しています。2019年に使用したカカオは、グレープフルーツのような果実感とキャラメルの風味が特徴のタンザニア産。今年のものはよりクラシカルなチョコレート感があるとのこと。
モルトの種類
2019年のモルトよりも濃色のモルトを使っているそうです。デュンケルというスタイル自体が濃色のビールなんですが、より濃い色になっているような印象があります。あくまでも印象ですけどね。
ホップガンの使用
ホップガンというのは、通常はビールにホップを循環させて香りをつけるタンクなのですが、それにカカオニブを加えて使用しています。よりカカオの香りをビールに移すことができる、というわけです。
完全にチョコレートの味わい
グラスに注いだビールの香りをかいでみると、まさにチョコレート。飲んでみても、完全にチョコレートの味わいです。チョコレートには詳しくないので小並感あふれる感想になってしまいますが、まさにチョコレートを飲んでいるような感じ。甘さの強くないビターチョコレートって感じですね。小並感。
#今日のビール は #コエドブルワリー と #ダンデライオン・チョコレート のコラボ第3弾、 #チョコレート・デュンケル 。
ダンデライオン・チョコレートのカカオニブとチョコレートを使っていて、チョコレート感がすごい。 pic.twitter.com/OELZYsVaUJ
— 富江弘幸|ビールライター・編集者 (@hiroyukitomie) March 21, 2021
大変おいしいビールでしたが、2021年のチョコレートデュンケルはすでに完売。また来年コラボしてくれることを期待しましょう。