今日のビールは、マイグレーションブルーイング(Migration Brewing)のキャノンボール(CANNON BALL)です。
マイグレーションブルーイングは、アメリカ・ポートランドの醸造所。ポートランドといえば、世界で最も醸造所がある市で知られています。その数は70以上。日本に輸入されている醸造所としては、ローレルウッドやホップワークス、カスケードブルーイングあたりが知られているところですね。
キャノンボールのビアスタイルはNEレッドエール
その中でもマイグレーションブルーイングは、ここ最近で製造量がすごく伸びてきている醸造所。そのマイグレーションブルーイングのキャノンボールは、NEレッドエールというビアスタイル。NEというのはノースイーストということでしょうか。マイグレーションブルーイングは、ポートランドのノースイースト地区にあるので、そのNEを付けたものかと。
ホップ感バリバリのキャノンボール
香りは色のとおりカラメル感があるのですが、ホップの松っぽさも感じられます。これはもうホップをバリバリ使ったアメリカンレッドエールだな……!というのがよくわかるアロマ。
実際に飲んでみると、モルトの甘味が感じられるのですが、その後はホップの苦味がずっと続きます。飲み終わった後にも余韻として残る苦味。とはいえ、これがなかなか心地よい苦味で、このまま苦味が続いてほしいという気持ちと、もう一口飲みたいという気持ちが同居してしまうほど。
いやあこれはおいしいです。キャノンボールは、2019年のOregon Beer AwardでGOLD、Great American Beer Festival(GABF)でBronzeを受賞しているのですが、評価されるのはわかりますね。モルトの甘味とホップの苦味のバランスが最高。
キャノンボールは、SEASONAL CORE BEERSという扱いなのですが、通年で販売しているYEAR ROUND CORE BEERSも飲んでみたいものです。