先日、サントリーのオフィスにお邪魔して、サントリーのビアボールを試飲してきました。
とあるYouTubeのチャンネルでサントリーのビアボールを紹介するので出てくれという話があったのです。ビアボールの発売が発表されたのは2022年6月だったか7月だったか。記者発表の案内をいただいたものの、所用により参加できなかったため、ビアボールがどんなものかずっと気になっていました。なので、ぜひ飲みたいと思って、サントリーのオフィスに向かったのです。
一通りビアボールの説明を受けて、いざ試飲。待ってました。ビアボール自体はアルコール度数16%で、4%になるように割るのがおすすめらしいです。そのほか、2%、8%と16%で飲み比べ試飲させてもらいました。
ちなみに、ビアボールは業務用中瓶が10月4日(火)、家庭用小瓶が11月15日(火)から全国発売しています。Amazonや楽天などからも購入できます。
ビアボールとは?
ビアボールとは、2022年からサントリーが発売した炭酸水で割って楽しむビールです。アルコール度数16%のハイアルコールビールと、氷、炭酸水を使って自由に好みの味わいを作ることができます。
ビアボールの作り方は、下記のとおり。
- グラスいっぱいにぎっしりと氷を入れる
- 炭酸水を注ぐ
- ビアボールを注ぐ
- 下から上に1回ステアする
このときの炭酸水とビアボールの割合を変えることで、好みの味わいにすることができます。ちなみに、サントリーのおすすめはビアボール1に対して炭酸水3の割合です。
ビアボールレビュー!まずはおすすめの4%!
ビアボールを作るには、グラスいっぱいに氷を入れて、先に炭酸水を入れます。このときの炭酸水の量で味を決めるんですが、このプラカップには「うすめ」「おすすめ」「こいめ」というラインが書かれているので、好みの濃さに合わせて炭酸水を注ぎます。そこにビアボールを縁まで注いで完成。
まずはおすすめの4%からいただきました。
これがすっきりした口当たりで非常に飲みやすい。飲んだら麦芽の甘味がふんわり感じられて、非常にバランスのいいビールに仕上がっていました。でも、氷が入っているので、やっぱり普段のビールとはちょっと違う感じ。すごくおもしろい感覚でしたね。
ハイボールっぽさが出てくる2%!
続いては、アルコール度数を2%にしたビアボール。うすめのラインまで炭酸水を入れます。
2%にしたときにはレモンを絞って入れるのがおすすめとのことですが、まずは2%のビアボールそのものを。飲んでみるとすっきり感が増している!まあ当たり前といえば当たり前ですが、麦芽の甘味というか風味もまだ感じられます。
そこにレモンを絞って飲んでみると、ハイボールっぽい感じになりますね。普段ハイボールを飲まないので、この表現が合ってるかどうかわかりませんが、まあ同じ麦の酒ってことでそんなズレてはいないんじゃないかな…。
とにかく、アルコール度数が落ちたことで、さらに飲みやすくなっています。夏にぴったり!と思うのですが、家庭用に発売されるのは11月なんですよね。来年の夏に試してみてください。
どっしりした味わいの8%!
続いて、こいめのラインに合わせた8%のビアボールです。
写真がないのでアレですが、さすがに8%だとどっしりした味わいです。甘味と苦味がしっかり感じられて、ボックとかベルジャンダブルを飲んでいるような感じもあります。すっきりした飲み口ではあるのですが、全体的に重さが出てきますね。
冬場の味の濃い料理に合わせると最高なんじゃないでしょうか。
ガツンと濃い味わいをロックで楽しむ16%!
最後にロックで楽しむ16%のビアボールを試飲。
これはもうガツンときますね。アルコール感も甘味も苦味も。飲み込むとアルコールが体の中を流れていくのを感じて、「ああ、まさにいまアルコールを飲んでいるのだな…」という感覚になります。IPAの中でもアルコール度数の高いものとか、ベルギーのクアドルペルとかでも12%くらいで、それ以上になるのは少ない印象なので、このガツンとくる感じはなかなか味わえません。
飲むというか舐めて味わうのもいいですね。ウイスキーのロックみたいな感じで。
想像以上に楽しいビアボール
この間、当然YouTubeの撮影をしていたわけですが、完全に素で「おいしい!」「楽しい!」って言ってましたね。氷がとけて途中で味わいが変わるのもおもしろいし、そこにビアボールを足して濃さを変えられるのもまた楽しい。
再栓可能なキャップもついているので、飲み残してもまた次に飲むことができます(開栓後に再栓したら冷蔵で2週間楽しめます)。個人的なおすすめの飲み方は、ロックでちびちびと、です。一度試してみてください。