ビール2杯と刺身3種盛り、寿司屋の晩酌セットで優勝

刺身とビール 毎日何かしらビール

一人で軽く飲みたいというときがある。

いや、正確に言うと、一人で軽く飲みたいというときばかりだ。仲の良い友だちと飲むのであれば一人でなくてもいいのだが、飲み会というものは必ずしも仲の良い友だちがいるわけではない。店員さんに話しかけられるのもちょっと…と思ってしまう。

一人で軽く飲みたい。そもそも、ビールライターをやっているにも関わらず、大量飲酒はあまり好きではないのだ。居酒屋でも3杯飲めば十分だし、自宅であれば缶ビール1本だけでいい。軽くでいいのだ。

そういったことを最近特に強く思うようになってきて、一人で軽く飲める店をついつい探してしまう。そして、今日は平日にも関わらず休みだったので、遅めのランチ代わりにちょっと軽く飲める店がないかなと探してみたのだ。

すると、「晩酌セット」なるサービスを提供する寿司屋を発見。平日の15〜21時限定で、飲み物2杯、刺身3種盛り、本日の一品で1,430円だという。軽く飲みたい派としては、ビール1杯でいいから1,000円以内に押さえてくれないかな…というところ。まあしかし、ものは試しということでその寿司屋に行ってみた。

遅めのランチと言いながらもなんだかんだで入店は16時。しかし店内はガラガラのようで、カウンターとテーブル席のどちらでもいいという。もちろんテーブル席を選ぶ。カウンターに座って大将からいろいろ話しかけられても困る。こちらは「一人で軽く飲みたい」だけなのだ。

テーブル席に座って「晩酌セット」を注文すると、グラスに美しく注がれた「サッポロ生ビール黒ラベル」がやってきた。尋常ではなく美しい。サーバーもグラスもちゃんと洗浄されているからこそのこの美しさ。飲んだ後にはちゃんと泡のリングができる。

刺身とビール

これはどう考えても優勝なのではないか。ベスト4や準優勝ではなく確実に優勝なのではないか。細かいことを言うと、魚にラガー系のビールは臭みが増してしまうという話もあるが、そんな細かいことはどうでもよくて優勝だと思いたい。

いい気分で、ビール1杯と刺身3種盛り、本日の一品を平らげたのだが、「晩酌セット」はもう1杯注文できるのだった。もちろんビールを注文するのだが、おじさんの胃袋はもうそこまで大きくはない。これだけでもう十分だな…と思いつつも、美しい黒ラベルをもう1杯注文した。

実際、本当においしい黒ラベルだったし、おつまみなしでも十分もう1杯を楽しめたのだが、やはりビール1杯でいいから1,000円以内に押さえてくれないかな…という所感。何人かで飲みに行ったとき、最初に注文するにはいいのかもしれない。

ごちそうさまでした。

投稿者プロフィール

ビールライター。1975年東京生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。卒業後は出版社・編集プロダクションでライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学を経て、英字新聞社ジャパンタイムズに勤務。現在はウェブ、紙を問わずさまざまな媒体で記事を執筆している。日本ビアジャーナリスト協会のビアジャーナリストアカデミー講師も務める。著書に『教養としてのビール』(SBクリエイティブ、サイエンス・アイ新書)など。

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