昨日発売になったキリンビールのSPRING VALLEY 豊潤<496>を飲んでみました。いろんな意味で話題になっている感じがしますが、皆さんの周りではどんな話題になっているでしょうか。
麒麟がきた!
昨日リリースが出ましたが、なかなか話題になってますね。
『麒麟がくる』で主人公の明智光秀役だった長谷川博己が、SPRING VALLEY 豊潤<496>のCMに起用されたという話。『麒麟がくる』では麒麟は結局来ませんでしたが、長谷川博己のもとには麒麟が来ましたね…。
『麒麟がくる』の序盤では、サントリー伊右衛門のCMをやっている本木雅弘の斎藤道三がお茶で土岐頼純を毒殺というシーンもありましたし、狙っているのかどうかわかりませんが、NHKもうまいことやるな……と思って見ていました。
キリンビールも長谷川博己のことは意識していたんじゃないかなと思いますが、長谷川博己のCM起用はなかなかいいタイミングでしたね。
クラフトビールの定義云々
これがまためんどくさい話。
一部のビールマニアやビールファンの間では、大手ビールがクラフトビールを大々的に名乗るなというような論調が見られます。クラフトビールという言葉には人口に膾炙した定義がないので、結局は主観による判断なのですが、まあこれがめんどくさい。
個人的にはクラフトビールという言葉が大嫌いで、ビールはビールだろうと思っています。そんな言葉にとらわれなくても、おいしいビールや魅力的なビールだったら飲みますよ。ビールに限らないですが、製造者の規模の大小で区別しなくてもいいと思うんですがね……。
そういう意味で、クラフトビールという言葉が嫌いなので、大手ビール会社も小規模醸造所もクラフトビールという言葉を使わないようにしてもらいたいと思ってます。
クラフトビールという言葉、この世から消えろ!
飲んでみた感想は
#今日のビール は、SPRING VALLEY 豊潤<496>。
リリースなどから想像していたよりも、ホップの印象が強めですね。香りも苦味も。全体的にバランスがとれていておいしいビール。 pic.twitter.com/lUS21EQixy
— 富江弘幸|ビールライター・編集者 (@hiroyukitomie) March 24, 2021
で、飲んでみたんですが、ツイートの通り、思ったよりもホップ感が強めでした。リリースなどを見た印象では、万人受けする味わいにしたのかなと思っていたので、苦味が強めだったのはちょっと驚きでしたね。
でも、全体的にバランスはとれていておいしいビールです。一番搾りやキリンラガービールなどとは違う系統の味わいなので、一度試してみるといいかと思います。
キリンビール以外の大手ビール会社でも、クラフトと名乗っているビールを出しているので、そのあたりを飲み比べてみると何か発見がありそうな気もしますね。
いいビールでした。