ビールマニアであれば、何かしら飲んだビールの記録をつけていると思います。写真付きでブログに書いてみたり、ノートに手描きでイラストを描いたりしている人もいるでしょう。
それはそれでもちろんいい方法だとは思うのですが、ぜひスプレッドシートに記録することをオススメします。スプレッドシートに記録した上で、ブログや手描きメモを残したりするといいのではないでしょうか。
テイスティングメモのスプレッドシートへの記録をオススメする理由
スプレッドシートに記録する理由としては、主に2つあります。
飲んだビールの平均値や最頻値がわかる
飲んだビールの平均値や最頻値がわかるというのは、データで記録する最大のメリットですね。
例えば、味わいの評価を5段階で記録しておくとしましょう。苦味や甘味などが強ければ強いほど数値を大きくするようにします。それを飲んだビールごとに記録しておけば、簡単な関数を入れるだけで平均値を求めることができます。
また、飲んだビールの醸造所やビアスタイルも記載しておいて、醸造所やビアスタイルの最頻値(最も多く飲んだビールの醸造所やスタイル)を知ることもできます。これも関数を入れればすぐわかります。
注意点としては、数値は必ず半角で入れること、醸造所などの文字列は必ず同じ表記にすること、ですね。これさえ注意して記録しておけば、自分が飲んだビールの傾向がわかって非常におもしろいです。
逆に、これにおもしろさを感じられなければ、無理して記録する必要はないかな……と思います。
どこでも記録することができる
スプレッドシートを利用することで、どこでも記録することができます。
スプレッドシートであれば、外で飲んでいたとしても、スマホからアクセスしてメモれるので便利です。Excelだとそうはいきません(まあ、できないことはないのですが……)。ノートだと持ち歩かないといけないですし、とりあえずスマホにメモしたとしても、ノートへの転記が面倒です。
スプレッドシートのフォーマットを配布します
ということで、自分が2015年から記録用に使っているスプレッドシートのフォーマットを配布します。
配布しますというほど複雑なフォーマットではないので、関数がわかっていれば簡単に自分でも作れる程度のものです。
3行目以降にデータを入力すれば、
- 飲んだビールの最頻値
- 飲んだビールの醸造所の最頻値
- 飲んだビールのインポーターの最頻値
- 飲んだビールの国名の最頻値
- 飲んだビールのアルコール度数の平均値
- 飲んだビールのスタイルの最頻値
- 飲んだビールの味わいの平均値
がわかるようになっています。複雑な関数を入れているわけではありません。下記リンクで配布していますので、お好きなようにご使用ください。